叛逆のバリケードを、一人でも多くの方に見てもらいたいと今年二月に内容をアップロードした。
アッピロードをして間もなく、仲間より「訳があって版権がS社に移っている、版権に触れる恐れがあるので出さないほうが良いのでは」と忠告を受けた。
止む無くページをネット上から削除した。
最近、この本の出版に中心的に携わった4文闘委の先輩にお会いする機会があった。
この先輩、文闘委田村委員長を後ろで支えた方で、叛逆のバリケードの出版やその後の経緯についても知っている数少ない一人だ。
その後もずーと出版業界に関わってきている。
「君の持っている叛バリは何時頃のものかな」
「私のは、一番にバリケードの中で買った初版本です、先輩」
先輩は、・・・・・・と少し考えてこう言った。
「私も詳しくは知らないが、確かに叛バリは色んな事情があって版権を譲渡したと聞いている」
「しかし譲渡したのは”増補版”だと聞いている、初版は編集・発行も文闘委だ」
「あくまで引用文献として・・・・・・・」
この後先輩がどう言ったかは明記しない。
このホームページに叛バリを引用紹介するのは管理人である私の責任だ。
この本はジャーナリストや評論家が飯の種に書いたものでない。
書かれている記録や手記は、仲間が当時の多くの人達に、又後の時代に日大闘争を知ってもらいたくて、本人が血を流して記したドキュメンタリーだ。
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