元日大全共闘 理工学部闘争委員会 委員長の緊急アピール

委員長よりメールが入ってきました。

同送で100名近い相手に出されていました。
取引先や同僚であろうゼネコン、ハウスメーカー、建築現場、建築士事務所などが宛名に入っていました。
現実の生活をしている先への匿名でないメッセージです、このメール先では仕事に相当の影響がでないとも限らないのに・・・。
文面は難しい言葉使っていないおとなしい内容ですが、委員長の人柄と生活を掛けての悲痛な思いがにじみ出ていました。
仲間に知らせたくてページに上げました。

見て下さい。
自分の事を顧みない僕らの委員長です。



みなさんには、初めて政治的発言をさせていただきます。

30数年政治的発言を避けてきましたが、明日、小泉内閣がイラク戦争加担
の閣議決定をするというニュースを聞いて、危機意識がふつふつと湧いてきたので。

自衛隊のイラク派遣は、日本の、戦後はじめての戦争参加だと思います。
憲法違反だと思います。
私は戦争だけはしたくないです。
戦場へ行って敵国兵を殺すこともいやだし、日本にいて敵国からの攻撃で
殺されるのもいやです。
たとえ、国連決議がされたとしても、日本は戦争に加担してはいけないと思います。
幼児のたわごとのようだと言われても戦争だけは回避しなければなりません。
戦争放棄の憲法を貫き通してもらいたいのですが、村山内閣が自衛隊を
合憲だと言ったときから、日本は戦争へ向って突き進んでいるように感じています。

今、私はイラク派遣反対の意思表示をどのようにしたらよいか見当もつきませんし、
意思表示することに、やや気恥ずかしさを感じたりしています。
平和ぼけして、飽食の環境の中で自分だけ安全な位置に安住していて、
いまさら、イラク派遣反対などと言うのが気恥ずかしい、そんな気分です。

しかし、日本は絶対戦争を行ってはいけない。
戦争放棄憲法をもっている世界唯一の国家なのだから、
今後、戦争のない世界を築き上げることが地球上の理想とするなら、
今、日本こそが、じっと我慢して戦争に加担しないことが大切だと思います。

イラク復興支援は自衛隊以外のあらゆる手段を使って行われるべきだと思います。
『大衆』の力で支援をすることが、日本の唯一行える復興支援だと思います。

2003年12月8日
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