日大闘争年表 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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引用文献 1.●印の小文字日付け 『バリケードに賭けた青春』〜ドキュメント日大闘争〜 日大全共闘編 巻末資料「日大闘争の経過」より 1969年2月15日 第1版発行 1969年3月20日 第4版発行 編者 日本大学全学共闘会議(編集責任者 田村正敏) 発行所 北明書房(発行者 梅原北明) 発売 三笠書房(新宿区戸山) 2.大文字日付けのみ 『反逆のバリケード』〜日大闘争の記録〜 文理学部闘争委員会書記局編 1968年10月20日 初版発行 1968年11月20日 再版発行 編集 日本大学文理学部闘争委員会書記局内編集委員会 発行 日本大学文理学部闘争委員会 印刷 文理学部闘争委員会印刷所 3.※印の文は、追記・訂正文例として経闘委OBが追記した。 (例・66年、68年 5.21−23、69年 1.18−19他) |
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1958年 (昭和33年) 09. 古田会頭、改善案を出す 10.23 商経学部二部自治会学生大会で、勤務評定反対闘争に参加した自治委員の不当処分撤回と、日大改善案・警職法改正案反対で24・25の両日スト決行を決議 10.24 授業放棄全学スト、ピケットを張り学内デモ 10.25 学校当局は臨時休校を発令。デモに参加した学友は学校代表者(井手学生課長)と会い、27日に学部長会見を要求 10.27 学部長との会見開かれず 10.28 28・29両日の教授会で、スト決行の責任者7名を退学処分にする旨発表 11.22 不当処分反対で学生が学内抗議集会を要求。それに対して職員は学生に暴行を加える。「警職法改正案反対中央集会」に参加し、商経学部前でデモをしていた他大学生が乱暴される。学校当局は事態悪化という理由で、高木学部長名で機動隊2000名を学内に導入 10. 創立70周年記念式典挙行、天皇、岸首相、松田文相ら出席、学生代表2000名出席 05. 哲学学科教授赤坂三男(学生指導委員長)学生に対し安保反対デモへの参加を禁じる 05.05 安保改定阻止、岸内閣打倒のスローガンのもとに、1500名が全学連と国会前をデモ 05.13 安保改定促進学生総決起大会(自民党学生部)に日大生500名参加、提灯デモで気勢あげる (注)アイク訪日の際、応援団、体育会等を動員して歓迎と護衛の用意をしていた 01. 数学科事件(文理学部長秋葉安太郎は、数学科の福富節男、木下素夫、銀林浩、倉田令二郎の4氏に、大学の思想にあわないと辞職を強要) 芸術学部応援団解散決議 11. 福富氏、私物を取りに来て、職員に暴行される 応援団、法学部自治会へ暴行を加える 哲学科事件(哲学科総会で選出の常任委員を研究室が替えさせる) 6時限制問題(「合理化」により、サークル活動を圧迫) ● 4. 応援団、亜細亜大応援団に暴行。 ● 10.14 経済学部三崎祭で芝田進午氏の講演が不許可になり「芝田進午闘争」が始まる。 ● 12.13 経済学部学生会総合部会で応援団の解散を決議。 ● 1.18 経済学部で応援団と学生会との乱闘事件起こる。 ● 4.20 「4.20事件」起こる。経済学部新入生歓迎会の会場に体育会学生と応援団が乗り込み羽仁五郎氏の講演を妨害、執行部学生に暴行を加え、歓迎会の解散を認める署名を強制。 ● 4.28 大学側は「4.20事件」に関し、執行部学生だけを処分。 11. 哲学科弁証法研究会へ弾圧 学部祭における検問強化(早大新島淳良氏の講演が禁止される) ● 12.9 秋田明大が経済学部学生委員会委員長に選ばれる。秋田執行部発足。 ● 4.15 東京国税庁は「日大使途不明金20億円」を発表。 ● 4.16 理工学部会計課徴収主任渡辺はる子氏が自殺。 ● 4.18 日本大学教職員組合、古田会頭以下16人の全理事の辞職を勧告。 ● 4.20 経済学部新入生・移行生歓迎大会で日高六郎氏の講演が禁止さる。 ● 5.21 経済学部と短大経済学部の学生会、経済学部地下ホールで討論会。 ● 5.22 経済学部と短大経済学部の学生会,学生課前で抗議集会、抗議文を採択、掲示。 ● 5.23 経済学部と短大経済学部の学生会、地下ホールで抗議文撤去に対する抗議集会。 文学部教授会、声明書を出す ● 5.24 経済学部と短大経済学部の抗議集会に体育会系「右翼」なぐりこみ、会場を占拠。 05.25 法、3号館前集会500名。文理抗議集会。経済学部前集会に5000名結集秋田明大以下3名(経済学部自治会委員)処分発表 ● 5.27 全学共闘会議発足。 ● 5.28 各学部に闘争委員会を結成。経済学部前で3,000名の全共闘集会。 05.29 商学部で1000名集会。法学部学友120名商学部へ支援デモ 05.30 学生会連合会、当局に要求事項提示。これに対して大学側、緊急理事会開催 ● 5.31 世田谷文理学部で8,000名の学生による集会と抗議デモ。体育会系学生と対立し流血事件。全学的規模で大衆団交を要求。 経済学部学生3名が道路に赤ペンキで「日大闘争勝利」と書き、道路法43条で逮捕される ● 6.4 約1万人の学生が神田三崎町の本部を包囲し大衆団交を要求。 ● 6.5 医学部学生委員会、全学共闘会議を承認。06.05 医学部学生委員会、全共闘を承認 ● 6.6 農獣医学部で抗議集会。 ● 6.7 2部法学部、抗議集会。芸術学部で学長出席のもと説明会開かれ ● 6.11 全学共闘会議主催による大衆団交を大学側に要求する全学総決起集会(約1万人)が経済学部前で開かれる。体育会系右翼学生が集会に介入。流血事件。午後5時、800名の機動隊出動。機動隊の ● 6. 12 経済学部バリケード構築、スト突入。 06.13 学生会連合会、解散宣言。理工学部自治会解散 ● 6. 14 経済学部バリケードを黒ヘルメットが襲撃。自主講座始まる。 ● 6.15 文理学部学生総会でスト決議、スト突入。バリケード構築。 06.16 経、スト中の学友に右翼が襲いかかり重傷 ● 6.17 古田会頭および理事会が全共闘に予備折衝を申し込む。 ● 6.18 商学部バリケード構築、スト突入。 ● 6.19 芸術学部スト突入。大学側は大衆団交を拒否。 ● 6.20 全共闘は5項目からなる闘争スローガソを採沢。@全理事総退陣 A経理の全面公開 B不当処分白紙撤回 C集会の自由を認めよ D検閲制度撤廃。古田会頭、19項目の改善案発表。 06.21 理工習志野学生総会にて、認可制度撤廃を決議 ● 6.22 法学部闘争委員会、学部大衆団交要求の集会開く。農獣医学部ス ● 6.24 文理学部三島校舎スト突入。 ● 7.5 習志野理工学部スト突入。 07.06 芸術学部に機動隊現れる 07.07 7・7七夕総決起集会(文理)。古田会頭、理工5号館に現れる。予備折衝の確認 ● 7.8 理工学部スト突入。 07.10 使途不明金に関する国税局発表。日大教職組、特別調査委員会の調査結果を発表 07.12 灘尾文相、記者会見で大学紛争について語る 07.18 大衆団交の予備折衝が実質上流れる ● 7.20 法学部1号館で全学集会開かれる。古田会頭以下全理事出席、全学共闘会議と大衆団交予備折衝。8月4日に法学部大講堂で大衆団交を行なうことが文書で確認される。全学集会後のデモで機動隊と衝突。68名検挙される。 ● 7.21 神田署へ抗議デモ、機動隊が学友67名逮捕。 ● 7.24 古田会頭、大衆団交無期延期を通告。 ● 7.27 全学部OB会議、全共闘支援の集会とデモを行なう。 07.31 学生4名逮捕 ● 8.4 当局の大衆団交拒否に対する抗議集会。 ● 8.6 全共闘8.25大衆団交を当局に文書で要求。 ● 8.12 文理学部で13時間にわたる学部大衆団交、森脇指導委員長辞任確 ● 8.17 理工学部で学部大衆団交。 ● 8.22 理工学部教授会との団交を当局拒否。理工闘争委、理工学部5・6 08.23 各学部総決起集会 ● 8.24 法学部教授会は全共闘に占拠解除を要求「応じなければ法的手段に訴える」と文書で通知。古田会頭は全共闘に対し「全共闘を正式代表と認めず、紛争解決のための相手としない」と通告。 ● 8.25 全学総決起集会(団交拒否抗議)。集会後デモで機動隊と衝突8名逮捕される。商学部バリケードにスト破り、正面バリケード破壊れさる。 ● 8.31 当局、法・経学部校舎の占拠排除立入禁止の仮処分を東京地裁に申請。 ● 9.4 東京地裁の仮処分決定にもとづき経・法本部のバリケードが機動隊によって破壊される。学生132名逮捕される。全共闘は理工学部9号館建設予定地でスト破壊抗議集会。集会後,経・法を再占拠。バリケード築く。郡山工学部スト突入。 ● 9.5 早朝、経・法に機動隊再度導入、バリケード破壊される。5,000名の全学抗議集会。神田デモ、三崎町路上の1万人抗議集会。生産工学部スト突入。警視庁西条巡査部長の重体を発表。 ● 9.6 経済学部前で全学抗議集会。法・経、4度目の占拠、バリケード構築。白山通り5,000名のフランス・デモ。機動隊と激突、重傷者多数。 ● 9.7 理工9号館建設予定地で全学総決起集会と神田デモ。機動隊と激突して129名検挙される。 ● 9.9 理事、学部長会議開催される。法学部教授会は学部長以下6名の教授辞任と理事総退陣を決議。郡山工学部、本館に続き図書館封鎖。 ● 9.10 文理学部で教授、助教授、講師の合同会議開かれる。159名の署名で声明書を理事会へ提出。 ● 9.12 全学総決起集会。集会後のデモで機動隊と衝突、逮捕者154名。 ● 9.14 7学部の助教授、講師、助手による「教員連絡協議会」発足、理事総退陣要求の声明を発表。 ● 9.16 永田総長、辞意表明す。 ● 9. 19 全学総決起集会。9.24大衆団交を当局に要求。医学部スト突入。 ● 9.21 古田会頭、全共闘に「回答書」を提示、学生自治活動、学生指導機関の改革などに関し大幅譲歩、定款改正後の全理事退陣の意を表明。 ● 9.24 法学部での全学総決起集会で、9.30大衆団交要求と本部封鎖が決議される。 ● 9.30 午後1時、全共闘、経済学部前で全学総決起集会、両国講堂では右翼学生の集会。午後3時より全共闘学生両国講堂到着のあと、
大衆団交開催、翌日まで続行。 ● 10.2 大学当局は10.3大衆団交拒否。 ● 10.3 両国講堂で団交拒杏抗議全学総決起集会(1万名参加)。 ● 10. 4 秋田全共闘議長以下8名に公安条例違反、公務執行妨害の疑いにより逮捕令状が出される。 ● 10.5 緊急理事・学部長会議。 ● 10.6 全共闘,今後の方針を声明@9.30大衆団交は有効、当局は完全実行に移せA全学大衆団交要求B学部別団交要求C現執行部は逮捕されても闘い抜く、等を声明。 ● 10.7 評議員会、理事総退陣と今後の問題で結論出ず、全理事一致を原則として理事会に議事差し戻す。 ● 10.9 理事会、多数決をもって理事総退陣を決定。 ● 10.14 郡山工学部へ右翼のなぐりこみ。バリケードに放火し空気銃を撃ち込む。 10.21 「国際反戦デー」。関東軍が結成される。 ● 10.25 歯学部、学部団交流会。 ● 10.26 全共闘組織局長今章、逮捕。これに抗議し、神田署へデモ。学友14名逮捕さる。 ● 10.31 古田9.30確約事項を破棄、「寄付行為が改正されてない」ので退陣しないとの居直りを表明。 11.09 教員協、大学当局に抗議して本部前でハンスト ● 11. 10 全国父兄大会、両国講堂で開催。父兄会にまぎれこんでいた一部反動的後援会、校友会の策動を粉砕し、新議長を選出して、「古田退陣」等4項目を決議。 ● 11. 12 11. 8の右翼バリケード破壊の現場検証を口実に芸術学部へ機動隊導入。芸闘委46名は約3時間の交戦の末、全員逮捕。
弾圧は新型P型ガス弾800発を連射するという過激さだった。これに対し全共闘は1,000名余の抗議集会後、再度芸術学部を奪還しバリケードを再構築。 ● 11.13 右翼暴力団と国家権力の攻撃に対する抗議集会。2,000余名が結集し、神田地区と江古田地区を日大解放区とする。 経闘委横浜君逮捕される。 ● 11.14 当局の手先の学生大会が両国講堂で開催。それを阻止しようとした学友10余名が逮捕される。 ● 11.17 全共闘副議長酒井君、長野県父兄大会より帰京途中逮捕される。 ● 11.19 全学総決起集会。国家権力、右翼暴力団、大学当局一体の弾圧をはねのけ日大闘争に勝利することを確認。「11.22 日大=東大闘争勝利・全国学生総決起大会」が提起される。 ● 11.22 東大安田講堂前にて「日大=東大闘争勝利・全国学生総決起大会」かち取られる。 ● 11.24 経済学部4年生に対する授業再開。塩原・千葉等で寺小屋式疎開授業。 ● 11.28 農獣医、鈴木君逮捕される。 ● 11.29 法闘委員長酒井君別件再逮捕。 ● 11.30 大衆団交。理事者出席せず、抗議集会に変更。 ● 12.3 法学部高橋君逮捕。 ● 12.4 経済学部短大、軽井沢にて授業再開。参加学生が授業ボイコットを決議して中止。 ● 12.6 評議員会開かれる。51名出席中、反対3名で「寄付行為」可決。 ● 12.7 右翼と官憲が郡山工学部へバリケード破壊。工闘委粉砕。 ● 12.8 全学総決起集会。3,000余名結衆。当局の寄付行為弾劾及びに12. ● 12.10 古田、寄付行為の件で記者会見、全理事は12月6日付でやめる。 ● 12.11 右翼学生130名、清水谷公園にて集会。日比谷までデモ。 12.15 安田講堂で日大闘争報告集会を開く4000名参加 12.16 各学部で疎開授業開始 ● 12.23 全学総決起集会。2,000余名結集。越年体制の強化と団結をかため ● 12.24 各学部、「メリー・バリケード」のパーティ。 ● 1.8 文理学部4年生に対する千葉での疎開授業を始める。全共闘粉砕する。 ● 1.11 経済学部、入試実行委員会を開き、全国分散入試を決定。 ● 1.15 東大にて労学共闘で闘争勝利の総決起集会を開く。 ● 1.18 東大安田講堂防衛戦に日大生も全国学生有志と参加。 01.19 東大闘争支援で日大・中大などお茶の水周辺を占拠、機動隊と衝突 02.01 当局は教職員組合3幹部を大学の名誉を傷つけているとして解雇 02.02 工学部(郡山)自らヘルメットをかぶった学部長陣頭指揮の下にバリケード撤去 02.04 法学部・経済学部に機動隊導入、校舎のロックアウトを行なう 02.11 「日大闘争勝利五万人集会」に50000名参加 02.18 文理学部に機動隊が導入、学生排除され8ヶ月ぶりに全面的バリケード解除 03.12 秋田明大議長、潜伏中の渋谷区で逮捕される 03.13 生産工学部統計学科7名の教官に辞職勧告 03.19 全学入学式を中止、学部別に行なうと決定 03.25 全共闘主催「新入生=全共闘集会」3000名参加、法・経学部へのデモで45名逮捕される 04.02 文理学部教授会、従来の形式による大衆団交には応じないと表明、封鎖解除等の弾圧政策に出る 04.12 法・経奪還闘争、明大学館前にて2000名結集。お茶の水周辺を解放区に、機動隊明大学館に乱入し、128名逮捕 05.13 授業粉砕闘争 05.21 全学総決起集会2000名結集、理工1号館に突入封鎖 05.23 「大学治安立法粉砕・日大闘争1周年全都学生総決起集会」3000名結集 06.02 文理授業粉砕・学園奪還闘争 06.11 「日大闘争1周年総決起集会」2000名結集。46名逮捕される 06.23 農獣医バリスト1周年記念集会に対し、大学当局ロックアウト体制取る 07.02 農獣医「団交拒否抗議集会」2000名結集。本館バリ封鎖 07.03 農獣医の右翼火炎ビン等でバリ破りに来る。機動隊導入し封鎖解除される 08.28 古田会頭不起訴と決定 09.04 全学総決起集会。9月再封鎖闘争に向け意思一致。2000名結集 09.08 医学部スト突入 09.10 当局、古田重二郎を日大会長に選出。古田居直り新支配体制確立される 09.12 「古田新支配体制打倒」全学総決起集会 09.22 「古田新体制打倒全学総決起集会」2000名結集 09.25 法学部3号館前で集会、1号館を一時封鎖 09.30 「全都全共闘・日大闘争奪還闘争」お茶の水周辺でゲリラ闘争展開、360名逮捕される 10.22 工学部 加藤教授懲戒免職処分になる 11.15 「新支配体制弾劾市民集会」2000名結集 12.08 11.15不当弾圧抗議集会 12.26 秋田明大議長の保釈勝ち取る ●1970年(昭45) |
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