■2013.01.30 night
管理人 昨年は2月初めに目出度くインフルエンザに罹っている。 今年は趣向を変えて、やはり流行り物に目出度く罹ってしまった。
今月中旬、義父が動けなくなったと連絡が有った。 妻と出かけ、動けなくなった義父を車で病院まで連れて行った。 連れていく途中、義父は車中で失禁してしまった。
病院についてその始末をし、診察と点滴に付き合った。 その翌日、妻は長期の旅行に出掛けた。 妻を見送った其の夜、夜中に気分が悪くて目覚めた。
トイレに立ち、下を向いた途端だった。 それから明け方まで上を下への”特急列車”の状態が続いた。 それでも朝、起きて職場に行こうと体力を振り絞った。
しかし”ソレ”は10分刻みでやって来る、それではとティシュを下着に挟み、手製のオムツを作った。 それをしつらえ、ズボンのチャックを上げた途端、既に来てしまった。
これではさすがに出勤を諦めた。 出張先、湯田温泉駅 昼頃、やっとソレが小康状態になったのを見計らって病院に出向いた。
「熱はありますか?」 「ありません」 「そうですか、お義父さんと病院に・・・・」 「ウイルス性腸炎ですね」 先生は、体に触る事も、聴診器をあてる事も一切無く、診断を下してくれた。 「ウイルス性腸炎っというとノロウイルスですか?」
「ウイルス性腸炎といっても色々ありますから」 「色々有るものを総称してノロというのです」 「ちゅうことは、私はノロウイルスに罹った訳ですか?」
「貴方の場合は、義父の世話をしたと云う明確な原因が有りますので・・・・」 帰って、職場に連絡を入れると、当分出勤には及ばずとのお達しを頂いた。
遥か海の彼方の長期旅行に出かけた妻だが、こちらは何の異常もないそうで、これは体力以上に”気力”の差だと私は思う。 今回の流行り病もさることながら、
私の場合、徐々に徐々にしかし確実に進行する老人性鬱と萎えていく気力、 人ごとのような物言いだが、こちらがもっと深刻だと私は受け止めている。
■2013.01.16 morning 管理人 正月休み明けから二つの再会があった。
一つは40数年前に行方不明になった高校の後輩。 もう一つは、かつての地元国立大全共闘の諸氏達。 奇遇にも同じ日だった。 我が母校の高校生全共闘(と言えるかどうかは定かでないが)の後輩の事は以前この日記にも綴った。
彼は母校での闘争を終えた後、部落解放運動に身を投じた。 その後、解放派に属し、熾烈な内部抗争に巻き込まれ行方不明になっている。 当時を知る数人の関係者から情報を貰い、居所を突き止め連絡をとっていた。
ある人からは「会わない方がいい、厄介事に関わらない方がいい」とも忠告を受けていた。 正月休み明けにあらためて連絡を取ると、所用で当地に来る予定があるという。
時間を決め昼飯を一緒しようと云う事になった。 後輩の開口一番。 「**さん、俺の事聞いてる?」 色々な情報を聞いていたが、
「まあ、少しな・・・・・」 此方からは敢えて当時の経緯を聞く事はしないつもりでいたが、後輩は自分からボソボソと話し始めた。 内容は色々と差し障りがあるから書かないが、
私は周りから入った情報よりも、この後輩が言ってくれた事を信じようと思っている。 結局、彼は内部抗争の代償として払い切れないものを背負っている。
仕事、 家族、 この二つ、特に後者を失う以上に人は失うものが有るのだろうか。
新しいコンデジ、お月さまが映るので大したものだ 後輩と昼飯を食ったその夜、地元国立大全共闘の集まりに初めて寄せてもらった。
親分格の二人と、環境運動に取り組んでいる何人かを除いて会うのは初めて。 こちらの再会は日大全共闘の同窓会と同じで、 その後、社会的に成功した方、ほどほどの方、そうでない方も含め分け隔てなく和やかなムード。
私はこの場を借りて、遅ばせながら、かつて”お客さん”でハチャメチャさせて頂いたお詫びをした。 色々とメンバーを紹介されたが、直ぐに忘れてしまうのでしっかりと手帳にメモした。
■2013.01.05 night 管理人 コンパクトデジカメ、 何時もバッグの中に無造作に入れて持ち歩いている、
バッグごと何度か床に落したこともある。 寿命なのか、 それとも取り扱いが雑だったのか、 暗い所で撮るとノイズが入るようになった。
2008年1月に買ったもの、 丸5年経つ。 ご苦労さんと云って買い換えた。
一眼レフの購入はネットショップだったが、コンデジはカメラ屋さんでしばし物色。 売り場に有るものでは群を抜いて明るいレンズ、「開放F値1.8」とあったので迷わずこいつを選んだ。
「有料で5年保障を付けますか?」 レジでそう聞かれたので、 「今のが5年もったので保障はいいです」、と断った。 私の方がこれから5年持ちこたえるかどうか、どこにも保障がないのに。
 世間様にメゲテばかりいないで、
こいつで好きな夕焼けや、茜色の黄昏時を綺麗に撮ろう。 |