■2015.07.09 night
管理人
水着パンツ一枚だけなのにキャップ被りゴーグル付け、耳に栓をねじ込むと感覚は外界と遮断される。 ターンを繰り返し黙々と泳いでいると殆ど自分だけの世界。 波紋が水面に広がる雨の日、日差しが水底でキラキラ光る晴れの日、 時折目をつぶってキックだけで流す、まるで自分の存在が無くなる様な浮遊感、既に記憶は無いが胎内の感覚だろうか。昨夜の酒席のダメージも考慮し30分程でプールから上がった、耳栓を取るとわーっと外界とつながる。 「気持ちいいでしょう」 「今日は気温が上がっているから」 そう云って私ぐらいの歳の監視員が笑顔で話しかけてくる。 「何時も(監視)有り難うございます(お陰で安心して泳げます)」 私も笑顔で返事した。 昨夜、退職した私と後任者の歓送迎会に呼ばれていた。 6月末までの任期中、法人や会員団体の親分衆の都合がまとまらず今まで伸びていた。 なもんで、なんとなくずっとやり残し感が残っていたが、 「この五年間、皆様のお陰で楽しくやらせて頂きました、本当に有り難うございました」 通り一辺倒だが、それ以上でも以下でもない素直な気持ちで挨拶、昨夜でやっと全てが終わった。
■2015.07.07 morning
管理人
水面に雨粒の波紋が拡がる。 それをかき分けてゆっくり進む。 月曜日、朝一番のプールは小雨降る9コースに四人程。冷水にこわばった体も50mを折り返す頃には解けてくる。 最初の200mはゆっくり体を温めるようにペースを保ち流す。 それから200m毎にインターバルを取り4本、泳ぎ始め1週間程でようやく1000m迄持ってきた。

スイミング用キャップ、シリコン製はムレて毛髪に良くないと考え一度はメッシュ地を使ったが薄毛には関係なかった(泣。 変わった事は、 太腿の痛みが無くなった事。 昼飯がやたら旨い事。 夜、更に早く寝るようになった事。 変わらない事は、 腹周りの贅肉。 これは中長期の取り組みで、焦ってはならないのだ。 青空が待ち遠しい。
■2015.07.05 night
管理人
退職したらやることのトップ3に入ると思うが、今までなかなか出来なかった”整理”。 仕事向きの衣服の整理というか廃棄はほぼ完了。 納戸や押入れには家を建て替えた際に整理できなかった遺物が詰まっている、それを引っ張り出してきて分別、廃棄。 何時逝ってもよい状態を目指して励んでいる(笑。
   
先日、2000年富山国体で貰ったはずの記念ポロシャツが見当たらないと書いたが、 ポロシャツの代わりに記念タオルを納戸から掘り出した。 記念タオルと一緒に救助部を一緒に運営した海上自衛隊の隊員から送ってもらったプレミアグッズのタオルも掘り出した。 国体レスキューについては10年程前にここの日記に詳しく書いた憶えがある。 それで断わっておくが、私は決してミリタリーオタクではないから。
■2015.07.04 morning
管理人
5年程勤めた職場最後の日、挨拶回りを済ませ早めに退席させてもらった。 前にも書いたがそれ程の感慨は無い。 雨の中、最後の帰路を一つ先の駅までゆっくりゆっくり歩いた。 プラットホームに独り佇んでいると、ああ、明日からもう通わなくていいんだという安堵感。
 
朝一番、隔日で通い100mずつ増量している。 太腿の筋肉は痛まなくなったが、昼食後に睡魔に襲われる。 雨の日は室内の短水路(25m)プールで泳いでいるが、50mプールと比べると頻繁にターンしなければいけないし、青空の下でないので爽快感はイマイチ。 ピーカンの梅雨明けが待ち遠しい。 以前、予期せぬ再就労で泳ぐのを中断したのは61歳の夏。 丸5年のブランクで変わったのは水着から醜くはみ出る贅肉、この歳で腹筋割れはとても無理だが、せめてこの腹のたるみだけは何とかしたいと思っている。 それでもう直ぐ67歳になるが、有り難い事に65歳以上を証明する物があれば公営プール利用料が年間を通して何時でもタダと知った、これは随分の変化。 健康増進に公共スポーツ施設の利用を促進すれば、それで浮く老人医療費の方がはるかに大きいとの役所の計算だろうと思うが、正解だと思う。
初期投資の小道具は5年前のもので充分(写真)、 プールから上がっての給水はマグボトル持参で。 プールまでは車で片道15分程、マイカーはリッター30Km走るから往復で掛るガソリン代は70〜80円程度。 だからかかる費用は僅かなガソリン代以外は限りなく零。 年金生活者には有り難い限り。
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