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■2016.11.29  morning  管理人

故人を語る会のリレートーク、スピーカーは十一人。
進行役でキッチンタイマー睨み、時間制限のことばかりに気を取られていたので話の中身を注意深く聞く事は及ばなかったが、そんな状況でも其のうちで何人かは印象に残った方がいる。
一人は、
今回の故人を語る会にわざわざ遠路駆け付けて下さった方。
故人が教団と娘の親権を争った際、色々と支援してくれた方で元・共産党機関紙赤旗の記者さん。
事前にスピーチ原稿を電話で依頼すると、「私は原稿は全て手書き、パソコンもメールも使いません」
エッッ・・・・と思ったが、数日後封書で原稿が郵送されてきた。

読ませて頂いて唸った。
実に簡潔に、かつ的確に故人の事をまとめている。
私の思い込みの追悼原稿と対極をなすもの。
私はこの元記者さんのスピーチ聞くのを楽しみにしていた、そんな思いが有ったのだから、あれやこれやとあたふた進行役を務めていた割にはしっかりスピーチ聴いていた、予想を違えぬ内容だった。
其の夜、その方とは居酒屋で少しだけ懇親したが、翌朝には早々に一番機で東京に帰られた。



左)故人の日大法卒業アルバムより、四十年前なので目線無し。それで・・・私は異常卒業だが、アルバム有ったの?
右)原発・放射能疎開グループの皆さんが、疎開のお礼にとお菓子と飲物を提供してくれました。

も一人。
会の数日前、今は茨城県在住の福島原発避難民の女性が急遽会に参加すると聞かされた。
彼女は国会前行動で一躍注目を浴びた方らしく、故人とは反原発運動と自主上映運動を通じ御縁が有ったらしい。
彼女の参加の情報が入った時は、既に進行プログラムが決まり時間設定もコンクリートされていた。
それで会の終了間際にサプライズゲストとして一言振る事で対応しようと言う事に。
しかし懸念が、彼女を知る人から「その方、話し出したら長い、なかなか終わらないですよ」ちゅうアドバイスが。

結果はアドバイス通り、
当初五分ぐらいでと重々お願いしていたのだが、十分を過ぎてもなお話の筋に終わりが見えない。
会後半、司会を交代していた原発疎開ママさんも舞台横で困惑しているのが見て取れた。
「しゃ〜ない、ここは私が出しゃばりやるべえ」
そう呟きながらとうとうと喋り続ける彼女の傍に行き「Q」を出させて頂き”強制終了”。

そんなこんなで色々ありましたが楽しい会だった。
それで話は戻るが、実に的確に故人の生き様を語った私より四歳年上の元赤旗記者さん。
事前原稿とスピーチ見て聴いての範囲だが、思い込みでしか物事を捉えられない私と違い彼は記者として的確に故人を理解していたと同じように世の中も捉えていたのではないかと思った。

私等はかつて共産党から実に悪様に言われ続けた、
今般のたった一人を持って全体を語るは冒険だが、かの党から浴びせられた私等の評価の内、少なくないものが的確な指摘だっただろうと、拡大解釈するまでに至っている。
そう言う意味では、8月11日山の日に亡くなった友が最後に言い放った「まともな左翼は共産党だけ」ちゅう言い及びと合わせ、あらためてかつ複雑な想いでその言葉を思い出している訳だ。



■2016.11.27  morning  管理人

故人を語る会、司会進行役を仰せつかった私は一計を案じた。
会は三時間、其のうちトークに割いた時間は100分。
事前のスピーカーだけでなく参加者のフリートークタイムも確保したい。
それでお願いしたスピーカーは11名、一人10分喋ると、それでもう持ち時間をオーバー。
参加者のフリートーク時間を確保するには一人当たり五分を目安に制限しなければ。

我が家のキッチンタイマー胸にぶら下げ4分30秒にセット、それが鳴ればトークの締めに入って下さいと。
5分を大幅に越す場合、これを鳴らしますよと教会のハンドベルを見せ脅迫を掛けた。
効果てきめん。
11名で計70分、長い方で10分、短い方で3分程で一人平均6分程、進行予定通りの上出来だった。

この一計、一番危ないと思うスピーカーへの対策も講じていた。
その方のスピーチ、もう一人の司会者の原発疎開ママがスピーチ原稿を代読することでスピーチに代えさせて頂くことで了解をとった。
この方、脱線すると際限なくスピーチが長くなる恐れがある。
該当の当人は異論なく了解・・・・・、それは私だから(大笑。

でも代読のスピーチ、結果オーライ、大正解だった。
もともと私の文章は思いこみが強い、それを書いた当人が読むと更に脂ぎる。
それを女性の声で淡々と読んで頂くと、何というか脂が抜けて塩梅が良くなる。
原発疎開ママさんに感謝。

運営に関わった皆さんと

「アッ・・、これ父の本ですわ!」
語る会の会場入り口に故人が遺した書籍類を展示、希望する者にご自由にお持ち帰りくださいと表示した、勿論、遺族の了解を得てだが。
その中に「中世ヨーロッパの歴史」講談社学術文庫という故人には似つかぬ大層アカデミックな文庫本があった。
最近、歴史に特にキリスト教の歴史に興味を持っているので手に取りフムフムとページをめくっていた。
其の時、後方で私と司会を一緒する原発疎開ママさんが一言、前述の言葉。

「なにぃぃ・・・!」
裏表紙をめくると筆者は東大卒で学習院大名誉教授、聞くところによるとこの分野の第一人者らしい。
それであらためてママさんの方を振り返った。
話しは逸れるが私は世間一般の通り、まず、人を見掛けで判断する。
彼女、目鼻はキリリと立ち、俗に言うインテリ顔、私の第一印象は相当な高学歴だと。
それに父上の情報が加わったもので、私の第一印象は更に補強コンクリートされた。

まあ、そんな意外というか、想定範囲というか、出来事があった後、私は彼女にスピーチ原稿を託し代読をお願いした。
隅で私の原稿に目を通していた彼女、嬉しそうな顔をしてつかつかと私の方へ。
「**さん、日大だったんですね、私、後輩ですよ、日芸映画学科です!」
「1967年入学って書いてますね、私、その年の生まれです!」

これって私の第一印象、正しかったのか、それとも間違っていたのか。
芸闘委の皆皆、多分、間違っていないと思う・・・・よな。



■2016.11.19  morning  管理人

「全部捨てて貰っていいよ」

月始めに新居に引っ越した次男坊。
彼は就職し一人住まいを始める際、我が家に大量の物を残していっている。
衣服は云うに及ばず、書籍、CD、ゲーム機、得体のしれないガラクタ、それにエレキギター二本、アンプ類他。
半年に一度の粗大ゴミ回収日が近いので、それらを新居に運ぶかどうか尋ねた。

衣服は既に適当なものを選び出し、オヤジが重宝して着ている。
CDは私の趣味に合う物を選び、後は不燃物へ。
ゲーム機やそのソフトも不燃物に。
それでギター類だが。
「エッッ、棄てるってあのリッケンバッカーも粗大ゴミ?」
息子。
「そうか、リッケンバッカー忘れてた、それは持って帰るよ」

そういう事で、数有る次男坊の遺物の中でリッケンバッカーは廃棄を免れ生き残る事に。
「それでリッケン専用の純正ギターケースどうする?」
尋ねると、
「そうだな、かさ張るから棄てといてくれる」
折角のロゴマーク入りの純正ケースも棄てる事に。

も一本のギター、
今まで偶に弾いてたリッケンバカーの代わりにと思うが、それにしてもこの Flying V 。
どう見ても爺さんが持つ代物ではないが、歳は顧みず、捨てずに私が弾く事にする。



■2016.11.18  evening  管理人

9月10日に亡くなった故人の「語る会」が近づいてきた。
基本的には準備委員の協議で何事も決めてきているが、司会進行役を任されている立場上、何かと仕切らなければいけない事が出てきている。
一つはリレートークのスピーチ依頼と事前の原稿集約。
これが意外とスムースに行かない。

その昔、原発立地騒動で揺れた故人ゆかりの土地、其の頃のエピソードを語ってもらおうと意図したが、人選が一転二転。
最初の方、故人と職場で一緒に仕事をしていた方にお願いしたがやんわりと断られ、原稿だけならとの返答、しかし数日後その原稿も結局書けませんと返事が。
それではと、故人と同世代で当時の原発立地騒動も知り喋りも書く事も厭わないだろうと、当地で地方議員をされている方に狙いを定めた。

事前に議員さんのプロフィールを把握するため自治体HPへ。
公開されている議員紹介の経歴を見て「オォ・・!」と一言、私の高校の後輩♀に当る。
学歴は津田塾大入学、翌年退学、そして同年慶大法学部入学とある、失礼な物言いになるが人口一万八千人弱のローカル議会では相当目立つ学歴。
それで高校後輩に当る事をいいことに「始めまして」とアポ無し電話を入れた。

温泉抜きの日帰りが残念

議員さん、突然の電話に当惑気味だったが、一連の経過を話させて頂きスピーチをお願いした。
聞くと彼女、過日、当地で開かれた故人の偲ぶ会に出席していたという。
「これはしめた!」と思ったが、その後の話しで彼女と一緒に参加したのは、故人と親権を巡って激しく対立した別れた奥さん。
「そうですか」と少々戸惑った返答をすると、議員さん察したのか「私は**教団とは関係ありませんから」
それで、「予定を見てみますので返事は少し待って頂けませんか」。

其の返答が数日前に。
「どうしても都合が合いませんので、残念ですが参加できません」
この返答、私はかなりの確率で予測していた。
まず、彼女の電話の受け答えが、かなり”疑心暗鬼”だった印象。
それと電話ではスピーチして下さる他の方の名を挙げ彼女に告げたのだが、何れも共産党に近い方が多い。

結局、高学歴の地方議員さん、この催しをアチラ側集団のイベントと受取ったよう。
議会では無所属の彼女、**教団もアチラ側も警戒してのローカルならではの事情もあるのだろう。
折角の高校の後輩、会って話せば(アチラ側オンリーの催しでない事)分かってもらえ御縁も出来たであろうに、残念。
またまた別の人を当る事にした。
フッッッ・・・・・・。


■2016.11.18  morning  管理人

先の日曜日、次男坊夫婦が新居に引っ越して丁度一週間、幼子が居ては引越しの片付けはかどらないだろうと孫娘を一日預かった。
はなちゃんとは従姉妹でお互い一人っ子同士なので妹分になる、未だ一歳半ではなちゃんと比べると扱いは楽。
これがはなちゃんだと、「じいちゃん、こっち来て!」、「じいちゃん、本読んで!」とか指示命令が飛び交うが、こちらは一人でキャッキャと部屋中を走り回り、むずがることなくコトリとお昼寝。
妻の作った物はなんでも美味しそうに食べる。

バアバのかぼちゃスープ平らげました

ところで昨日の地元紙コラム欄。
特に望みたいのは次期米大統領のトランプ氏。日本の核武装を容認する考えを示し、被爆者らの怒りを買った。最近になって「そんなことは言ってない」と発言を否定したようだが、危なっかしくて仕方がない。
筆者は、日本が核武装しないのは米国の戦略核の傘に守られており、米国の意向によるものを前提としてのコラム記事である。
正しいかどうかは別として、一般論としての現状認識である。

だがしかし、日本が核武装するかどうかは独立国である日本国民が決めることであり、他国にとやかく言わる筋合いはない。
マスコミがまともな物言いするのなら、米国が容認しようがしまいが、何度も言うがそれは日本国民の意志を持って決めることと明示し、それが独立国としての筋。
容認せずそれを押しつける米国の姿勢は、核武装の是非は別として、日本の主権を侵している事になる。
そう言う意味で言えば在日米軍の銃剣はまさしく日本国民に向いている。

コラムを書いた記者、しいてはマスコミ総体には OCCUPIED JAPAN の卑しい属国根性が、未だに無意識に染着いているようだ。
近頃、反米民族左派を自任している私としてはこのような卑しい記事に怒りを覚える。



■2016.11.16  night  管理人

「挑発・
対決モードでやりましょうか?」
「それとも、おもてなしモードでやりましょうか」
牧師様にそう尋ねると、
予想通りだが、ご希望は後者の方だった。

教会での自主上映会、実は事前に牧師様に嫌がらせの電話が入っていた。
何でも電話は開口一番、「上映するのは土人の映画か?」と切り出したそう。
それで「何処の教会か?」と聞かれたそうで、
バブテスト教会で牧師だと応えると、「文鮮明の教会か?」と聞かれたそう(笑。

 日帰ドライブで遠出

一連のやり取り、極めて滑稽でちぐはぐ、牧師様から聞いた電話の相手はとてもまともな御仁とは思えなかったが、
電話の最後を、「上映日に押し掛ける」と括ったそう。
内容からして限りなくダメ右翼かつエセ右翼と推察されるが、一応そちらの範疇は私の専科らしく牧師様から私に対処せよとの要請があった。

それで結果だが、
午後二時から六時まで三回の上映、前後を含め計八時間程を通し待ち焦がれたが、堂々と名乗るような輩は現れなかった。
拍子抜けである。
しかし・・・後日、上映を牧師様と共に企画した若者と電話で話したのだが、彼によると夕闇せまる三回目の上映、映画を見ながら何やらぶつぶつ独り言を言っていた歳は四十過ぎのでそれらしき御仁がいたという。

こちらは礼を尽くして折角持っていたのに、
来たなら来たでちゃんと挨拶してくれなくては、残念至極なのだ。



■2016.11.12  morning  管理人

「航海中、トラブルでマスト天辺登ればこれよりまだ遙かに高いですから」
「それにマスト、うねりや波でゆりかごの様に揺れ、その中で作業してますから」
「身の軽い私は何時もマスト登ってましたから大丈夫、任せておいて下さい」

自主上映の前日、会場をしつらえに教会に赴いていた。
上映会場は礼拝堂、周りを遮光したがまだまだ暗さが確保できない。
原因は礼拝堂天井の大きな二つの天窓。
さて、それろどうやって覆うか皆で思案した。

教会は宗教施設、礼拝堂の天井は建物の属性からして悠に三階屋根の高さ、並みの脚立ではとても届かない。
牧師様が伸縮梯子を使えばと提案。
三人掛かりで礼拝堂に運び込み、天窓の突っ張りに梯子を掛けた。
それで、さて誰が上まで登るかという事になり私が名乗りを上げ冒頭の発言を。

事前の下見で、天窓覆うのには梯子を掛けるしかないなと私は見立てていた。
それで梯子を固定するのにヨットの舫いロープを用意し持ち込んでいた。
私としてが準備も覚悟も万端だった。
梯子を固定するため礼拝の長椅子にしっかり舫いした、ヨットの技術がここで生きた訳だ。



先日の教会バザーに焼き鳥コーナーで協力、思うに昨今は信者さんより足繁く教会に通っているかも(笑。

今朝、それで体の節が痛い。
梯子の天辺、無理な姿勢で天窓覆う作業。
どうしても普段使わない筋肉を使う。
腰も痛い・・・・(泣。

それで、二つの天窓覆ったのは畳一畳ほどのダンボール紙。
天窓サイズより少し大きめの物を無理やり差し込み、端にはも一度梯子しなくてもよいように撤去用のロープを結び垂らした。
それでそれで使ったダンボール、9月10日に亡くなった故人の棺桶を梱包してたもの。
牧師様が葬儀費用を少しでも安く上げようとネット注文した棺桶の苞材。
つまり費用はゼロ。
教会の信者だった故人、棺桶苞材が役だって喜んでいるだろう。




■2016.11.01  morning  管理人

月が変わりましたので、取り敢えずページ更新です。
今週はこの後珍しく四連ちゃんで予定が。
明日は教会バザーイベントの買い出しに牧師様と繰出します。
明後日はバザー本番、日頃、何かと教会使わせて頂いてますので、微力ながら連日のお手伝いです。

金曜日は偲ぶ会(語る会)の第三回準備会。
ここのところ爺さま連MLで熱くなっていますので、顔を合わせてのクールダウンも必要。
司会進行役を仰せつかっている私、己のスピーチタイムも死守しないといけないので、密かに策を練っています。
まぁ〜、言い様によっては悪だくみですが。

土日は引越し。
次男坊が人生最大の買い物、新居への引越しです。
親としては、彼の抱えた長い長いローンを思うと複雑な心境ですが。
まぁ・・・、取り敢えずお目出度い限りです。

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